希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

本の紹介

東後勝明監修『必携 英語発音指導マニュアル』(北星堂 2009)

田邉祐司先生(専修大学)が、東後勝明監修・御園和夫ほか編集『必携 英語発音指導マニュアル』(北星堂、2009、本体3,500円)を贈ってくださいました。 田邉先生をはじめ、総勢20人による労作です。→Amazon とても良くできた本なので、ご紹介します。 発音…

寺島隆吉先生の新刊『英語教育が亡びるとき』に感動!

敬愛する寺島隆吉先生(岐阜大学)のご新著『英語教育が亡びるとき:「英語で授業」のイデオロギー』が刊行されました。明石書店、¥ 2,940 Amazon 一気に拝読。 最初から最後まで、深い共感と知的興奮を禁じ得ませんでした。 「授業は英語で行う」などと定…

『英語教科書の歴史的研究』(辞游社 2004)

小篠敏明・江利川春雄編著『英語教科書の歴史的研究』(辞游社 2004.8) 148p 本体2.500円(書店では品切中:問い合わせは辞游社へ) 明治から戦後までの代表的な英語教科書を計量的、質的に分析した19人の学際的共同研究。 対象教科書の膨大なページをテキ…

『アジアの子どもは英語をどう学んでいるか』(2009.3 共著)

アジア英語教科書比較研究会著『アジアの子どもは英語をどう学んでいるか : 英語教科書の比較から』 (中部地区英語教育学会2006~08年度課題別研究 : アジア英語教科書比較研究プロジェクト論文集) 127p ; 30cm(非売品) <内容> 第1部 アジアの英語教…

『危機に立つ日本の英語教育』(大津由紀雄編著 2009)

大津由紀雄編著『危機に立つ日本の英語教育』(慶応義塾大学出版会、2009.7) 317+12p ISBN 978-4-7664-1656-5 定価 1800円 日本の英語教育は、どこに向かうのか? 財界(経団連)の要望を取り入れる形で文科省が作成した「『英語が使える日本人』の育成のた…

『近代日本の英語科教育史』(東信堂、2006)

『近代日本の英語科教育史:職業系諸学校による英語教育の大衆化過程』(東信堂、2006) ☆日本英学史学会豊田實賞(2007年度)を受賞 amazon NACSIS Webcat 【書評・紹介】 大修館書店『英語教育』2007年1月号(大谷泰照氏) 研究社『英語青年』2007年1月号…

『日本人は英語をどう学んできたか』(研究社、2008)

『日本人は英語をどう学んできたか:英語教育の社会文化史』(研究社、2008) *重版が決定しました! (2009年12月発行) amazon 研究社 NACSIS Webcat Googleブックスで内容の一部を見ることができます。 【書評】 平田諭氏「日本英学史学会報」第117号・2…

『英語教育のポリティクス』(三友社出版、2009)

2009年8月に『英語教育のポリティクス:競争から協同へ』(三友社出版、本体2,200円)を上梓しました。 いま政府や財界が進めている<競争と格差>の教育政策を、<協同と平等>の教育政策へと転換させる必要があるとの思いで執筆しました。 英語教育のポリ…