この間、いくつかのご質問を頂いていますが、回答するにはかなり「気合い」が要りますので、落ち着いて考える時間が取れるまで、いましばらくお待ちください。<m(_ _)m>
さて、今回は第8章 主要語を欠く節
一般の学習参考書では、まず独立の章にはならないでしょう。
一般の学習参考書では、まず独立の章にはならないでしょう。
伊藤は英文を左から右へと直読直解的に読む際に、主要要素をつかむ重要性を繰り返し述べてきました。
ですから、その主要要素を「欠く」という例外的な文構造については、何としても始末を付けておかなければならないと考えたようです。
ですから、その主要要素を「欠く」という例外的な文構造については、何としても始末を付けておかなければならないと考えたようです。
伊藤は「この章の課題」で、次のように述べています。
「接続詞(又は関係詞・疑問詞)+〔S〕+V・・・という構造を探すことが英文を読む際に重要であればあるだけ、本来主要語を欠く節であるもにこの種の考え方を適用して、存在しないS+Vの関係を探し求める危険もますこととなる。この種の誤解を防ぐことは極めて重要なので、特に1章を設け、この種の形を一括して示すことにした。」
この後に「第9章 共通関係」が登場します。
きわめて重要な章です。
乞う御期待。
(つづく)