講演といえば、3月29日には経済人や技術系の人たちを前に、以下の講演をさせていただくことになった。(頼まれると、断れない性格・・・やばい!)
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第188回AC・Net 3月例会
・日時: 3月29日(火)16:00-20:30頃
・会場: 大阪新阪急ホテル 「星の間」
〒530-8310 大阪府大阪市北区芝田1-1-35
TEL (06)6372-5101
・開会の挨拶 16:00-16:05・日時: 3月29日(火)16:00-20:30頃
・会場: 大阪新阪急ホテル 「星の間」
〒530-8310 大阪府大阪市北区芝田1-1-35
TEL (06)6372-5101
・講演1 16:05-16:10(講演者紹介)
16:10-17:15(講演+質疑応答)
「英語教育政策を問い直す」
・講演2 17:15-17:20(講演者紹介)
17:20-18:25(講演+質疑応答)
大阪大学大学院 成田一 教授
「日本人の英語教育 -社内英語化の愚- 」
・懇親会 18:30~20:00頃まで 「雪の間」
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この章の目的は、例によって冒頭に明示されている。
このように、【1】主語としてのthat-clauseから始めて、【12】前置詞+目的語に至るまで全部で12の項目を扱っている。
大まかに言えば、この章の前半は接続詞によって導かれる節、後半は関係詞または疑問詞によって導かれる節に大別できる。
考察の順序は、第1章、第2章にように、S+V → S+V+X → S+V+X+X という順序にはなっていない。
このあたりの叙述展開については、伊藤の中に葛藤があったことだろう。
このあたりの叙述展開については、伊藤の中に葛藤があったことだろう。
圧巻なのは、3章の末尾に付けられた下の文型(構文)一覧表だ。
この表を示しながら、伊藤は次のように述べている。
「諸君はこの表から、第1章の単純なS+V+〔X+X〕からいかに複雑な文型がみちびかれるか、また逆に、一見複雑な文型もいかに単純な形へと還元しうるかを知ってほしい。」(126頁)
S+V+〔X+X〕という「基本要素」が多様な進化をとげて、複雑な文型へと発展していく様子が一目瞭然となる画期的な一覧表である。
30代の伊藤が到達した、まさに英文解釈「体系」の鳥瞰地図である。
英文の内的秘密を解き明かした伊藤の瞳の輝きが見えるようである。
英文の内的秘密を解き明かした伊藤の瞳の輝きが見えるようである。
エンゲルスによるヘーゲル批判が想起される。
「この体系こそは、まさに絶対的な真理の総体だと主張するのである。一切を包括し、終局的に完結した、自然と歴史との認識の体系というものは、弁証法的思考の根本法則と矛盾している。」(『空想から科学へ』第2章)
「この体系こそは、まさに絶対的な真理の総体だと主張するのである。一切を包括し、終局的に完結した、自然と歴史との認識の体系というものは、弁証法的思考の根本法則と矛盾している。」(『空想から科学へ』第2章)
(つづく)