希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

6.11 原発いらん!関西行動のご報告

6月11日は、脱原発世界同日アクションの一環として開催される「原発いらん!関西行動 第2弾―関電は原子力からの撤退を」の日でした。

高校生の息子と一緒に参加する予定でしたが、あいにく駿台模試の日。
よい社会勉強になったはずなのに、残念!

会場の大阪中之島の剣崎公園にはどんどん人が集まり、大いに熱気を感じました。
主催者発表で4,000人。(長蛇の列を見たら1万人はいると思ったけど。)

大学時代の友人にも30年ぶりに再会。
「お前、変わってないな!」
「いや、お互い太ったぞ!」(笑)

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原発を宣言して積極的に行動している俳優・山本太郎さんのメッセージも朗読され、拍手喝采でした。

日ごろ立派なことを言っている「知識人」たちが原発問題では無知と不勉強をさらけ出し、あるいは沈黙しているもとでは、山本太郎さんのように、毅然とした態度を表明してくれる芸能人がもっと必要だと思います。なんせ、彼・彼女らは影響力がありますから。

現在進行中の深刻きわまりない原発事故と放射能汚染の拡大を考えれば、沈黙は共犯だと自分に言い聞かせています。

会場に人が溢れてきたので、予定を早めてデモ行進に移りました。

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御堂筋はイチョウの新緑で気持ちが良かったです。
ギターに合わせて反原発の替え歌を歌ったり、街行く人たちにビラを配ったり。

激務の中、放射能から子どもたちを守りたいという思いでデモに駆けつけた阪大病院の看護師のみなさんに共感し、一緒に行進させてもらいました。

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デモの行列が長いため、淀屋橋から終点の難波まで約3時間もかかりました。
学生時代なら何とも思わなかったのですが、寄る年波で、体力的にはしんどかったです。
ずっと歌ったり、「すべての原発を止めろ!」などと叫びながらですから。

しかし、僕よりもずっと高齢の方や、赤ちゃんを抱きかかえたままの若いお母さんもデモに加わっていました。
しんどいなんて言ってられません(ほんとは言ってたけど・・・)。

デモが終わると、後に続いてきた人たちを激励。
自然と連帯の意識が生まれていました。

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デモ終了後は、東京の放射能測定でテレビに出ていた友人の山内知也教授(神戸大)と一緒にビール。
彼には週刊誌などからの取材が相次いでいるとか。
いいことです。今こそ御用学者の対極にいる専門家として活躍してほしいところです。

「いやあ、デモの後のビールはうまいねえ!」

ほんと、申し訳ないほどうまかったです。

【資料】各地の反原発でもの様子が様々に報じられています。

放射能汚染が広がっている東京のデモ・集会は特にすごかったみたいです。
関西とは危機感が違うのでしょうね。
東京の様子

山本太郎さんの6.11集会参加

原発をめぐる国民投票が注目されるイタリアの様子