宮崎駿氏から首相へのメッセージ 20110619
敬愛する宮崎駿さんが、やはり言ってくれた。
スタジオ・ジブリの屋上には、電車から見えるところに「スタジオジブリは原発ぬきの電気で映画を作りたい」と横断幕が掲げられている。
菅首相の最大の(数少ない)功績の一つは、浜岡原発の停止を要請したことだろう。
これ以降、「菅下ろし」が自民党・野党はもとより、民主党の内部からも広がった。
彼らの共通点は一つ。
「原発推進」だ。
東京電力福島第一原発の巨大事故から学んだのはドイツ、そしてイタリア。
なのに、日本の産業経済大臣は停止中の原発の再稼働を要請した。
僕は顔から火が出るほど赤面した。
そして、無性に腹が立った。
日本列島を滅ぼして、なんの経済発展か。
関西電力は15%の節電を要求している。
これは、原発を推進するための恫喝であり、デマ・キャンペーンだ。
マスコミもその土俵に乗って、キャンペーンを続けている。
すべての原発を止めても、なんら電力不足が起こらないことは証明されている。
停止中の火力発電等を稼働させ、企業の自家発電等を使えば問題ない。
その上で、節電しよう。
電力会社の地域独占にメスを入れ、発電と送電を分離させ、原発が作れない体制にしなければならない。
世界一高い電気料金は、うんざりだ。
この国の国民のレベルと民主主義の程度が問われている。
沈黙は加担、共犯、戦犯。
希望はある。
「脱原発」に賛成74%(朝日新聞世論調査) 6月14日
→You Tubeまずは、次の本あたりから学び始めよう。周囲に広げよう。