希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

日本英語教育史学会1月例会

去る12月17日(土)は、中学校の先生や学生・院生をまじえて午前は協同学習研究会、午後は多田玲子先生をお招きしての小学校外国語活動ワークショップ。

ともにとても充実したものでした。(概要は後日ご報告します。)

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で、明日20日(火)は大好きなスーパーフライのライブ(大阪城ホール)。
もちろん、アリーナ席ですよ。

と、楽しんだ後は新年早々から日本英語教育史学会の研究会(東京)。

どなたでも無料でご参加いただけます。ぜひお集まりください。

日本英語教育史学会1月例会のご案内

 日  時: 2012(平成24)年1月8日(日)午後2時~5時

 会  場: 専修大学神田キャンパス 7号館(大学院棟)7階773教室
         (東京都千代田区神田神保町3-18)

 参 加 費: 無料

研究発表①

東京高等師範学校附設臨時教員養成所卒業生の待遇と評価について

鈴 木 聡 氏(鳥羽商船高等専門学校

【概要】教員養成史の中で臨時教員養成所は傍系的な存在であり、一段低い評価を受けるとされている。祖父は大正15年に東京第一臨時教員養成所を卒業後、秋田県立秋田中学校を皮切りに埼玉県内公私立高校長・副校長及び都内私立高校教諭を歴任してきた。そして、昭和55年に勲4等旭日章を、死後の平成2年に従4位を贈位された。そこで、祖父の履歴(学歴・職歴)と叙位叙勲を検証することで、臨時教員養成所卒業者がどのような評価を受けていたのかを検討していくことにする。


研究発表②

新制高等学校の入試への英語の導入(3)

河 村 和 也氏拓殖大学[非常勤])

【概要】新制高等学校の入学者選抜に初めて英語の試験が導入されたのは1952(昭和27)年で、宮城・福井・岡山の3県がその嚆矢となったということは繰り返し述べてきたのですが、このほど、同じ年に高知県の入試に英語が導入されたとの記述とその問題とされるものを受験雑誌に見つけました。はたして、私はこれまでの発表内容を改めなければならないのでしょうか。昭和27年の高校入試にかかわる小さな「ミステリー」に迫ります。

問合先: 日本英語教育史学会会報担当(馬本 勉) 
     メール: geppo@hiset.jp 

        ◆研究例会はどなたでもご参加いただけます(予約不要)。
        ◆例会終了後に懇親会を行います。こちらにも奮ってご参加ください。

<会場案内>

 次のリンク先をご参照ください。