希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

1月8日 日本英語教育史学会第236回研究例会(東京)

今年最初の研究会のご案内です。

私は1月7日に浅草で開催される日本英学史学会の役員会に出席し、翌8日に専修大学で開催される日本英語教育史学会の論文審査委員会、理事会、例会、懇親会(新年会)に出席します。
ぜひお目にかかりましょう!

日本英語教育史学会第236回研究例会のご案内

 日  時: 2012(平成24)年1月8日(日)午後2時~5時

 会  場: 専修大学神田キャンパス 7号館(大学院棟)7階773教室
(東京都千代田区神田神保町3-18)

 参 加 費: 無料

研究発表①

東京高等師範学校附設臨時教員養成所卒業生の待遇と評価について

鈴 木 聡 氏(鳥羽商船高等専門学校

【概要】教員養成史の中で臨時教員養成所は傍系的な存在であり、一段低い評価を受けるとされている。祖父は大正15年に東京第一臨時教員養成所を卒業後、秋田県立秋田中学校を皮切りに埼玉県内公私立高校長・副校長及び都内私立高校教諭を歴任してきた。そして、昭和55年に勲4等旭日章を、死後の平成2年に従4位を贈位された。そこで、祖父の履歴(学歴・職歴)と叙位叙勲を検証することで、臨時教員養成所卒業者がどのような評価を受けていたのかを検討していくことにする。

研究発表②

新制高等学校の入試への英語の導入(3)

河 村 和 也氏拓殖大学[非常勤])

【概要】新制高等学校の入学者選抜に初めて英語の試験が導入されたのは1952(昭和27)年で、宮城・福井・岡山の3県がその嚆矢となったということは繰り返し述べてきたのですが、このほど、同じ年に高知県の入試に英語が導入されたとの記述とその問題とされるものを受験雑誌に見つけました。はたして、私はこれまでの発表内容を改めなければならないのでしょうか。昭和27年の高校入試にかかわる小さな「ミステリー」に迫ります。

問合先: 日本英語教育史学会会報担当(馬本 勉) 

     メール: geppo@hiset.jp   TEL&FAX: 0824-74-1725

        ◆研究例会はどなたでもご参加いただけます(予約不要)。

        ◆例会終了後に懇親会を行います。こちらにも奮ってご参加ください。

<会場案内>

 次のリンク先をご参照ください。



次回、第237回研究例会は、2012(平成24)年3月18日(日) 京都市で開催予定です。