Naoto Kan? Kan Naoto!
これに対して,大修館書店の雑誌『英語教育』2012年2月号のFORUM欄(91-92ページ)で,藤原和彦氏(兵庫県の中学校の先生)が「名+姓」で表記すべきだと反論されました。
朝日新聞の「異議あり」は,世間の「常識」に異論を唱え,論争を喚起することを狙っています。
記事が掲載された直後にも、朝日の「声」の欄や、ラジオ、ブログなどで取り上げられ、さまざまなご意見をいただきました。
記事が掲載された直後にも、朝日の「声」の欄や、ラジオ、ブログなどで取り上げられ、さまざまなご意見をいただきました。
そのため、日本英語教育史学会の2011年1月例会でも、「日本人姓名の英語表記の歴史」について発表させてもらいました。
記事掲載から1年以上たって,このたび藤原氏がご意見をお寄せ下さったことに感謝いたします。
それとともに,英語科教育の本質に関わる問題も含んでいますので、逆反論(「逆ギレ」ではありません)を同誌3月号でさせたいただきたいと思っています。
それとともに,英語科教育の本質に関わる問題も含んでいますので、逆反論(「逆ギレ」ではありません)を同誌3月号でさせたいただきたいと思っています。
藤原氏は、次のように主張されています。
①「姓+名」では飛行機やホテルの予約にトラブルが生じかねない。
②identityか利益かでは「利益優先であることは言うまでもない」。
③「名+姓」の順番は「文法事項の一つである」。
④「国際社会には国際社会のルールがある」ことを認識せよ。
⑤中学用英語教科書の「姓+名」表記法は「世界では通用しない」。誤用であり,次回の教科書改訂では「名+姓」に戻すべきだ。
⑥「勝手な考えや思い込みで表記の仕方を変えるべきでない」。
⑦世界で通じる英語とはどういうものかを真剣に考えよう。
さて、みなさんはいかがお考えでしょうか。
私の「反論」は、『英語教育』3月号(?)をお読みください(編集部が掲載してくれればですが)。
先ほど脱稿しました。
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