希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

ゼミがスタート

4月16日(月),エリゼミがスタートしました。

新しい3回生を3人迎えて,総勢10人のゼミです。

今日は初日なので,全員に自己紹介と「やりたいこと」を発表してもらい,ゼミの基本方針と日程を決めました。

おっと,その前に,合宿の楽しいムービーと,サプライズの誕生パーティーがありました。

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今年,ゼミで特に重点を置くのは以下の3点です。

①協同学習を取り入れた英語授業の進め方の研究

②「LTD話し合い学習法」による学びの深化

③各グループによるプロジェクト研究の推進

LTD(Learning Through Discussion)は,次のような学びのスタイルです。

(1)「予習過程プラン」での事前学習

学習課題」(テキスト)を読んで、「予習ノート」を作成する。
この場合、書くべき内容について次の8つのステップで作成する。

①課題を読む。②語彙の理解(わからない単語を書き出し,意味を調べる)、③主張の理解、④話題の理解、⑤知識の統合、⑥知識の適用、⑦話題の評価、⑧リハーサル。

(2)「ミーティング用過程プラン」での協同学習

ゼミでは,話し合うべき内容、順番、時間を決めて討議する。
学生の予習ノートを手掛かりに、小グループに分かれてミーティングする。ミーティグ時間は60分。

①導入(3分)、②語彙の理解(3分)、③主張の理解(6分)、④話題の理解(12分)、⑤知識の統合(15分)、⑥知識の適用(12分)、⑦課題の評価(3分)、⑧活動の評価(8分)。

以上の討論をふまえて,教師に質問し,議論を経てさらに学びを深める。

本日のゼミについては,青田君作成のゼミ通信 La La La をご覧ください。

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