希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

大津由紀雄さん慶應義塾大学退職記念の「中締め」会

大津由紀雄さんが2013年3月末日をもって、慶應義塾大学を定年退職します。

しかし、大津さんは、もちろん研究・教育活動を停止するはずもなく、一般社団法人「ことばの教育」を立ち上げるなど、さらにパワフルに活動を継続します。

たとえば、12月15日(土)には、名古屋の中京大学で、斎藤兆史さん、板倉厳一郎さん、野村昌司さんとともに、「いま、英語を教えるということ」について語り合います。
http://www.chukyo-u.ac.jp/event/2012/10/005762.html

来年1月には、慶應義塾大学での活動の総まとめとしての講義を「最終講義」ではなく、「中締め講義」と名づけ、認知科学編と言語教育編を企画しています。

中締め講義 ~言語教育編~

講演テーマ:「大津言語教育論を聞き、そして、斬る」
講演者:大津由紀雄 慶應義塾大学教授
日時:1/12(土)
   第一部10:00-12:00  大津言語教育論の認知科学的基礎(入門編)
   第二部13:00-15:00  大津言語教育論のいま
   第三部15:30-16:30   大津言語教育論を斬る(指定討論者による批判)
      指定討論者:松井孝志氏(山口県鴻城高等学校)
亘理陽一氏(静岡大学)
柳瀬陽介氏(広島大学)
  第四部16:30-18:00  大津言語教育論の今後(シンポジウム)

場所:慶應義塾大学 三田キャンパス 北館ホール (定員200名)

皆様、ぜひご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。どなたでも参加できます。詳細は↓
http://oyukio.blogspot.jp/2012/12/blog-post.html

また、大津さんへの退職記念メッセージも受け付けています。
http://oyukio.blogspot.jp/2012/12/blog-post_2.html

みなさんも、どしどしお書きください。
ちなみに、僕も次のようなメッセージを贈りました。

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大津の親分さんへ

思えば、小学校英語批判、「英語が使える日本人」戦略構想批判、英文解釈法再考、学習英文法の見直しなどなど、親分と一緒に随分と「悪だくみ」をして参りやしたね。

お上の教育行政や外国語教育政策(あれでも政策かよ、べらぼうめ!)を見ると、あったまにきて、まだまだ「悪だくみ」はやめられません。

連中の「悪だくみ」が続く限り、我らが逆「悪だくみ」を、もっと派手にやらかしやしょう。
なんなら、一揆でもおっぱじめますか。

大津親分の表向き柔和なお人柄、東海道中山道と縦横に走る電網的人脈、高僧のような学識と知恵、労基法違反の働きぶり(この点はお控えくだせえ)で、今後とも「悪だくみ」を続けやしょう。

及ばずながら、おいらもチンピラの江利公として、赤門の兆史あにい、池袋の玖美子ねえさんらと、いつでも切り込みに参りやす。

ひと勝負ついたら、また都はるみでも唸やしょう!

こっちまで腹痛を起こしそうな気色悪い顔、顔、顔ばかりが出しゃばり、しばらくはいやなご時世が続きそうです。
が、そのうち、連中はのたれ死ぬでしょう。

親分におかれましては風邪などひきませぬよう、紀州の地から祈っておりやす。

紀州のチンピラ 江利公より)

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大津親分からの返信

3月で三田から引っ越しますが、「三田の山も今宵かぎり。生まれ故郷の生成の村や、ことばへの気づきを捨て、小学校英語教科化絶対反対を捨て、可愛い子分のてめえ達とも 別れ別れになるかどでだ!」とはなりません。

「ああ、雁のパパが鳴いて 英語圏の空へ飛んで往かあ! 」
「月も西山佑司に傾くようだあ」(これは単なる語呂合わせ)
「おらあ 明日からどっちへ行こう? 」
「理性の向くまま 酒の向くまま、あてはあれども果てしはねえ旅に立つのだ!」
江利川さん、ここで、「親分!」と掛け声を掛けてください。

「米国波士頓の住人、ノーム・アブラム・チョムスキーと我らが鍛えし業物、認知科学脳科学、進化学の雪水に浄めて、
俺にゃあ生涯手前という強え味方があったのだ。」

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というしだいで、大津の親分に、心を込めたメッセージをお願いいたしやす!
<m(_ _)m>