12月10日の江利川ゼミでは、引き続き『協同学習を取り入れた英語授業のすすめ』(大修館書店、英語教育21世紀叢書)を取り上げ、「LTD話し合い学習法」の手法で、予習ノートをもとに議論しました。
今回は小学校外国語活動と中学校の英語授業に協同学習をどう取り入れるかでした。
特に、英語授業での母語(日本語)使用の意義について、議論が深まりました。
小学校高学年・中学・高校といった十代後半は、抽象概念語の獲得など、日本語力の質的な充実をはかるべき時期。
そのために、外国語(英語)と日本語との対照はきわめて重要です。
そのために、外国語(英語)と日本語との対照はきわめて重要です。
他方、少人数グループでの日本語による討論は、多様な言語能力の持ち手が自らの語彙力や概念形成力を駆使し、互いに交換し合うことで、言語能力と思考力の形成に相乗効果があります。
以下に、ゼミ日直の東君がまとめてくれた討論の概要を掲載します。