希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

英語教育有識者会議に大津由紀雄さんも

下村文部科学大臣は2月4日、「英語教育の在り方に関する有識者会議」を発足させました。

今後の英語教育政策や次期学習指導要領を考える上で、きわめて重要な委員会です。


マスコミは、委員として楽天社長兼会長で英語の社内公用語化や「大学入試にTOEFL導入」を提唱した三木谷浩史氏らの名前しか報じていませんが、名簿をみてびっくり。

我らが「4人組」の大津由紀雄さん(明海大学教授)も加わっています。

彼は一貫して小学校英語の導入、入試にTOEFL、授業は英語で、などの政策に反対してきました。

最近、やたら大津さんが忙しそうなので「何かあるな」とは思っていました。

それにしても、勇気ある決断です。

政府・文科省の路線に近い委員が多い中で、大津さんはさぞ大変でしょうが、ぜひ頑張ってもらいたいと思います。

大津さんを孤立させないよう、みんなで応援しましょう!