希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

新刊『アクティブ・ラーニングを位置づけた中学校英語科の授業プラン』

7月末ともなれば、かつての学校・大学なら夏休み。

ところが「授業日数」の確保とかで、本務校は今週いっぱい授業。

来週から前期の定期試験。

授業日数の確保から休講にはできない。

他方、「地域に根ざした大学」ゆえ、社会貢献をせよと言う。

上から言われなくても、できる限り社会貢献したいと考えるのは大学人として当然。

この前の土日はアクティブ・ラーニングに関するDVD撮影のため朝から晩まで働き、昨日(7月27日)は兵庫県川西市の中学校の先生方の研修へ。

来週は2日が東京のエレックで協同学習に関する講演・ワークショップ。

翌3日が大阪大学小学校英語に関するシンポジウム。

4日が大学の教授会で、5日が岸和田市の小中学校教員の研修会で講演。

・・・

とまあ、夏休みなんてしばらく来そうもない。

とボヤいていた折に、広島の胡子美由紀先生から新著が送られてきた。


もちろん胡子先生も執筆されている。

まさに時宜にかなった、全国の英語教師のニーズに応えるすばらしい本。

取り急ぎ、目次を紹介したい。

イメージ 1

イメージ 2


ゼミの学生たちには、本日回覧した。

我がゼミでは胡子先生は「神」なので、みな買うだろうな。

9月には胡子先生の授業を見学させてもらい、11月12日の山口での全英連大会でも分科会でご一緒する。

そこでも、この本は売れるだろうな。

そうそう、僕らが2012年に大修館書店から出した江利川春雄編著『協同学習を取り入れた英語授業のすすめ』も好評につき、この夏に5刷が出来。

累計は6,500部になるとか。

僕自身は「アクティブ・ラーニング」という漠然とした言葉より「協同学習」の方が好きなのだが、文科省が「アクティブ・ラーニング」と言いだしたので、いまや流行語大賞の様相だ。

最後に、先週のゼミの概要を報告します。

イメージ 3

イメージ 4