希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

卒業旅行で台湾へ

ゼミの卒業旅行で台湾(台北)に行ってきました。

日程は3月13日から15日まで。
そう、東日本大震災の直後でした。

「こんなときに行っていいのか」という葛藤はありましたが、せっかく4回生が企画してくれた旅行。
意を決しての参加でした。

申し訳ないほど、楽しかったです。

初日の夜は、全員で足つぼマッサージへ。
全員が同じ部屋に並ぶので、おかしな光景でした。

イメージ 1

これで足の疲れもスッキリ。

それから台北名物の屋台街士林夜市へ。
日曜日だったこともあって、大賑わい。
すごい活気を感じました。

それにしても安い、美味い!
感動です。

イメージ 2 イメージ 6

大興奮のうちにタクシー(とても安い!)でホテルに戻り、飲み直し。
あほですみません。

イメージ 7

2日目のハイライトは、バスに揺られて「九?囲」(文字化けしますが、にんべんに分です)へ。
日本統治時代に金山として栄えた町です。
宮崎駿監督も訪れ、「千と千尋の神隠し」で湯婆婆のお屋敷のモデルになった「阿味茶楼」が素晴らしかったです。

イメージ 3イメージ 4

ここでの台湾風の飲茶が最高でした。
ゆったりとした時間。
ガラスのない窓からは春の風が流れてきます。
「風流」とは、こういうことなのかと実感しました。

それから故宮博物館へ。

イメージ 5

収蔵品は「すごい!」の一言です。
中国4000年の歴史に圧倒されました。
それにしても、国民党軍はよくこれほどの財宝を内戦のさなかに台湾島に運んだものだと驚きます。
歴代王朝の正当な継承者という政治的な思惑があったようです。

とても楽しい3日間でした。
でも、台湾も新聞もテレビもトップニュースで日本の大震災と原発事故を報じていました。
胸の痛みを感じながら、でも楽しい、でもやはり胸が痛い3日間でした。