希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

尾道ラーメン

初めて尾道ラーメンを食べた日のことは鮮明に覚えています。

2009年3月14日(土)。

その日は、翌日に広島市で開催される日本英語教育史学会219回月例研究会に出席するため、院生らと1日早く広島県入りし、尾道の街を散策したのでした。

坂のある美しい街、尾道
前から憧れでした。

どこも絵になり、次々にカメラのシャッターを押したのです。

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春を告げる紅梅。
その甘い蜜を、メジロが楽しそうに吸っていました。

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小高い山の上にレストランがあり、一休み。
眼下には対岸の向島がくっきり見えて、瀬戸内海がまるで川のようでした。

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散策を終えると、さすがにお腹が空きます。

で、探したのが「尾道ラーメン」のお店。

街の人にお勧めの店を教えてもらいました。
でも、行ってみたら長蛇の列!

あきらめかけたら、道路を隔てたほど近くに尾道ラーメンの別のお店があるではないですか。
躊躇なくその店に入りました。

こぢんまりとした清潔なお店で、女性が一人で切り盛りしていました。

待つこと数分。
どーんと出てきました。尾道ラーメン!

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これが実に美味しい。

瀬戸内らしいイリコで丁寧にとった醤油ベースの出汁と、豚の背脂による濃厚なうま味とがマッチして、やや中太の麺との相性は絶妙です。

背脂がたくさん浮いていますが、魚介系のスープのせいか、意外とさっぱり感があります。
大きめの焼き豚にもよく味が染みていました。

食べ終わるまで、みな終始無言。

ことばを発するのが惜しいほどの至福の時間でした。