初めて尾道ラーメンを食べた日のことは鮮明に覚えています。
2009年3月14日(土)。
どこも絵になり、次々にカメラのシャッターを押したのです。
散策を終えると、さすがにお腹が空きます。
で、探したのが「尾道ラーメン」のお店。
街の人にお勧めの店を教えてもらいました。
でも、行ってみたら長蛇の列!
でも、行ってみたら長蛇の列!
こぢんまりとした清潔なお店で、女性が一人で切り盛りしていました。
これが実に美味しい。
瀬戸内らしいイリコで丁寧にとった醤油ベースの出汁と、豚の背脂による濃厚なうま味とがマッチして、やや中太の麺との相性は絶妙です。
背脂がたくさん浮いていますが、魚介系のスープのせいか、意外とさっぱり感があります。
大きめの焼き豚にもよく味が染みていました。
大きめの焼き豚にもよく味が染みていました。
食べ終わるまで、みな終始無言。
ことばを発するのが惜しいほどの至福の時間でした。