希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

秋にはラーメンが似合うのか

古書店から古本が連日届きます。
この1週間で20冊を超えたでしょう。

本日届いた中の目玉は、山田巌著・西崎一郎増補の『英文法講義』の1冊本。
元版は1914年に出たもので、全534頁。

戦後、著者が書き残した資料をもとに西崎教授が増補を加え、1949-54年に3巻で刊行し、それを1955年に合冊にしたものが本書です。

全1266頁。
師匠である斎藤秀三郎Practical English Grammar (1898-99)の全1064頁(本文)を超えました。

と、文法書談義をしたい気もするのですが、今週が締切の雑誌の原稿、紀要の原稿、本の企画書などの重圧のためか、「軽い」お話しをさせてください。

で、やっぱりラーメンのネタです。(^_^;)

本日は、教育実習の指導のために紀の川市内の公立中学校に行ってきました。

電子黒板を巧みに使っての「命令文」(中1)の授業。
わがゼミ生ながら、たいしたものです。

で、帰りに同行の学生と「やぐらラーメン 岩出店」へ。

今回は、「もやしラーメンの大盛」を食しました。700円。

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和歌山ラーメン独特の豚骨醤油味。

やや濃厚なスープのため、細麺ではダメで、中太の麺がちょうどよいのです。
ゆで加減は6段階の中から指定できます。

豚骨が強めで、スープの底には骨粉がかなり残ります。
そのザラザラ感を好まない人は、あまりスープをかき混ぜない方がよいでしょう。

焼き豚にはこだわりがあり、「紀州岩清水豚」とのこと。
水が良いためか、臭みがありません。合格。

そういえば、テーブルの上の水も「熊野の天然水」。
いいですね。

「もやし」は簡単そうで難しい食材。
加熱を間違えると、あのパキパキ感が台無しです。

その点も、合格。
みごとなパキパキ感があり、生でもなく、もやし独特の臭みもありません。

やはり、勘は当たった。
この店の濃厚なスープには、このパキパキ、シャキシャキのもやしが似合います。

全席禁煙もたいへんよろしい。
子ども連れのお母さんも来ていました。

和歌山のラーメンも、年々レベルが上がってきました。

次はどの店にしようかな・・・

(追伸)
このブログを書いている最中に、田中菊雄の『入門英文法』(1956)をオークションで競り落としました。

やった!