希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

7.14講演会「英語教育、迫り来る破綻:みんなで考え、行動しよう」満員御礼

7月14日(来週日曜日)午後1時から東京で開催される英語教育講演会「英語教育、迫り来る破綻―みんなで考え、行動しよう―」は、会場収容人数を超える280名もの参加申し込みをいただき、これ以上は申し込みを受け付けられない状況となりました。

また、予約申し込みなしで当日会場に来られても、座席の関係で入場をお断りせざるを得ない状況となっております。

すでに、多くの方から「何とか入れないか」とのお問い合わせを頂いておりますが、如何ともしがたい状況です。

また、ネットメディアなどでの中継を希望される声もお聞きしておりますが、これも不可能であるとの結論に至りました。

なにとぞお許しください。

当日の講演タイトル等が決まりましたので、お知らせします(登壇順)。

「グローバル企業の無謀な英語教育要求から子どもを守るために」(江利川春雄)

「英語教育混乱のカラクリ」(斎藤兆史

「わたくしが小学校英語教科化に反対する3つの理由」(大津由紀雄

「英語教育 慢性改革病とグルーバル症候群に苦しむ」(鳥飼玖美子)

講演終了後にはフロアからの質問にお答えしつつ、4人による座談会形式で討論していきます。

なお、講演に先立ち7月5日に発売した私たちのブックレット『英語教育、迫り来る破綻』ひつじ書房、税込1000円)も、お陰様で大好評で、Amazonでは予約段階で「英語・外国語」部門の第1位。
発売と同時に即日完売で、7月7日現在、入荷待ちの状況です。
→Amazon

これも、多くの英語教育関係者や国民が、政府・自民党・財界の「大学入試・卒業要件にTOEFL等」や「小学校英語の教科化」などの無謀な政策に強い危機感を抱いているからだと思います。

ぜひ反論の声を上げ、「みんなで考え、行動しよう」ではありませんか。

なお、7月9日(火)発売の『ニューズウィーク日本版』でもTOEFL問題が特集され、私たちの反論が掲載される予定です。(*7月8日に入った連絡によれば、エジプト動乱をカバーする必要があり、急きょ、来週号に延期するそうです。)

がんばりましょう!