希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

模擬授業力の向上へ

7月22日、25日、30日と3回模擬授業を行いました。

22日に実施した3人が全員不合格だったことは、既報の通りです。

ゼミ生には、患者に接する医者のような責任感で生徒に接するようにと伝えてあります。
そのため、不勉強、準備不足、熱意と真剣みの欠如は絶対に許されません。

22日の「全員不合格」が相当こたえたのか、25日の模擬授業を担当した2名は、かなり準備と努力をしてくれました。
詳細はゼミ通信La La Laをご覧ください。

そして本日30日は、22日に不合格となった3人の「やり直し」模擬授業です。

この1週間、それぞれが悩み苦しみ、文献に当たり、先輩に教えを請い、前日は徹夜した学生もいました。

そして本日の本番。

結果は、見事なものでした。
過去最高の出来で、全員が合格です。

協同学習、とりわけ英語科では大きな課題だった「背伸びとジャンプ」の課題を取り入れ、最後まで集中力を欠かない立派な授業をしてくれました。

この調子なら、9月の教育実習に送り出せるという手応えを感じました。

もちろん、授業づくりは1回の成功で安心できるほど生やさしいことではありません。

しかし、苦しんだ果てにつかんだ成功体験が、自信と飛躍につながることでしょう。

期待しています。

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