希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

後期のゼミ始動!

10月に入り、後期のエリゼミ(和歌山大学教育学部 英語教育ゼミナール)が始動しました。

初回は10月2日(金)。

教育実習を終えてたくましくなった3回生、教員採用試験や大学院入試を終えてほっと一息の4回生、アイルランド留学から戻って復学した5回生、そして良き助言者である大学院生も。

初回ですので、この夏の各自の「学びの軌跡」について、まず報告してもらいました。

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一通り終わったところで、青年海外協力隊に一発合格し、アフリカに赴任することが決まっている3回生のFさんと、大学院の合格が決まった4回生のNさんへのサプライズ・ケーキ!

和やかな初回となりました。

後期のメイン課題としては、検定教科書に準拠して、ジャンプ課題を盛り込んだ協同的な授業をデザインし、それに基づく模擬授業で検証する活動に取り組むことが決定しました。

協同学習の理念はわかっていても、実際の日々の授業をどう組み立てるかについては、まだまだ試行錯誤が続いています。

ですので、実際の検定教科書(中学用がメイン)を使って、協同する必然性のある高度なジャンプ課題を盛り込んだ授業デザインを考えていきます。

来年から使用される教科書が届くまでは、拙著『英語教科書は<戦争>をどう教えてきたか』(研究社、2015)を、LTD話し合い学習法を使って、2回に分けて読み込み、討論します。

詳しくは、大倉君のゼミ報告をご覧ください。

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次回9日には、遠く滋賀県からゲスト参加があります。

楽しみです!