協同的な学びを深く考える格好の機会となりました。
7月27-28日に伊豆の伊東市で開催された「学びの共同体研究会」第3回夏季研究会に、院生と参加してきたのです。
北海道から沖縄まで、全国から340人が集まり、文字通りの大盛況でした。
各教科の教員に加えて、教頭、校長、教育委員会関係者、大学(院)生など、参加者の多様さも特長です。
申込期間は1週間あったのですが、初日の夕方には「満員御礼」となりました。
各教科の教員に加えて、教頭、校長、教育委員会関係者、大学(院)生など、参加者の多様さも特長です。
申込期間は1週間あったのですが、初日の夕方には「満員御礼」となりました。
それほどまでに、いま日本の教育界では、協同学習を授業改革の中心に据えた学校改革への熱意が強いのだと実感しました。
7月27日(土)のメニューは以下の通りです。
・佐藤学先生(学習院大)による「学びの共同体」づくりについての講話
・北田佳子先生(埼玉大)による 講演「私の授業の見方」
・授業ビデオを見て研究協議では小学校3年国語「モチモチの木」(授業者: 川崎市立末長小学校生亀砂保里教諭)
・北田佳子先生(埼玉大)による 講演「私の授業の見方」
・授業ビデオを見て研究協議では小学校3年国語「モチモチの木」(授業者: 川崎市立末長小学校生亀砂保里教諭)
佐藤先生、北田先生の講演は実に素晴らしいものでした。
(内容については、当日のスライドが後日「学びの共同体」研究会のホームページに掲載される予定とのことですので、割愛します。)
(内容については、当日のスライドが後日「学びの共同体」研究会のホームページに掲載される予定とのことですので、割愛します。)
授業を観ての研究協議では、子どもの学びの様子をめぐる白熱した議論を聞き、自分の授業観察の「甘さ」を痛感しました。
7月28日(日)には、教科別分科会が初めて開催されました。
テーマは「英語科で学びのデザインをどうつくるか」です。
私は「英語分科会」の提案者を引き受け、以下の提案をしました。
1. 政府・財界による試験・競争・格差の英語教育政策への反撃を。
2. 「背伸びとジャンプ」課題を英語授業にどう導入するか。
3. 評価と指導の一体化を。
4. QUを使った教室状況把握の可能性。
2. 「背伸びとジャンプ」課題を英語授業にどう導入するか。
3. 評価と指導の一体化を。
4. QUを使った教室状況把握の可能性。
続く授業ビデオ視聴と協議では、富山県の中学校英語科の授業を拝見し、活発な議論が続きました。
特に議論された点は以下の通りです。
・英語科で「背伸びとジャンプ」の課題をどう取り入れるか。
・基礎基本ができていない生徒をどう協同学習に参加させるか。
・グループ作りに教師はどの程度関与すべきか。など。
・基礎基本ができていない生徒をどう協同学習に参加させるか。
・グループ作りに教師はどの程度関与すべきか。など。
もう一人の提案者である北田佳子先生からは、「「ことば」の学習として留意すべきことや、子どもの学びをどう見るかについての情熱的なお話を伺うことができました。
素晴らしい先生で、一緒に仕事ができて幸いでした。
素晴らしい先生で、一緒に仕事ができて幸いでした。
これほど充実した研究会に参加したのは久しぶりです。
「フル充電」といった感じです。
「フル充電」といった感じです。
みなさんも、ぜひどうぞ!