希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

日本人姓名表記の歴史について1月に報告します。

朝日新聞のオピニオン欄「異議あり」(11月24日)に、刀祢館正明編集委員のインタビューに答える形で日本人姓名の英語表記について意見を述べたところ、実に多くの方からメールや手紙をいただきました。
東海ラジオからは電話での生出演を依頼されました(12月3日)。

その反響の大きさというか、この問題への関心の高さに驚いています。

それやこれやで、来年1月9日(日)の午後2時から専修大学神田キャンパスで開催される日本英語教育史学会の研究会で、急遽この問題について報告することになりました。


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報告と討論
「日本人姓名の英語表記の歴史」

提案者:江利川春雄(和歌山大学

【要旨】
日本人が姓名の英語表記を「名+姓」に逆転させたのはいつ、何のためか。英語教育と教科書はどう関わったのか。この問題には近代日本人の文明観や自己認識が象徴されてはいないか。これらを新聞で論じたところ、大きな反響をいただいた。英語教育史研究が現実を変えうる。その手応えから、緊急に報告と討論の場が設定された。知的バトルを楽しみたい。

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朝日の記事について、ブログで取り上げて下さった方もかなりあります。
一部をご紹介させていただきます。

朝日新聞をお読みでない方は、以下のブログから内容の概略を理解いただけると思います。








反論も頂いており、勉強になります。

「安岡明夫ホームページ」
http://blogs.yahoo.co.jp/oyosyoka803/42298916.html

他にもかなり取り上げていただいたようです。
まずはこの場をお借りしてお礼申し上げます。
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