岡山県には1903(明治36)年10月に始業した「岡山正則英語学校」という学校があったことは、私たちの明治以降外国語教育史料デジタル画像データベースで知っていた。
しかし、「岡山英学校」の存在は初めて知った。
しかし、「岡山英学校」の存在は初めて知った。
「教師生徒共ニ働キ、共ニ学ビ、共ニ生活スル労働、勉強、生活ノ並行教育主義」という点が大変ユニークだ。
職員録によれば、主任者は小泉土之丞。
驚いたのは、安部磯雄(1865-1945)が教師および賛助員として名を連ねていることだ。
裏面には教授内容や授業時数が詳しく書かれている。
5年制で、それぞれが3学期に別れている。当時の中学校と同じである。
ただし、2年生でナショナル読本の第5巻まで済ませてしまうハイテンポだから、中学校よりもレベルは高そうだ。
5年制で、それぞれが3学期に別れている。当時の中学校と同じである。
ただし、2年生でナショナル読本の第5巻まで済ませてしまうハイテンポだから、中学校よりもレベルは高そうだ。
まずは『岡山県教育史』あたりから調べてみよう。
岡山英学校について、情報をお持ちの方はぜひお知らせ下さい。