希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

ゼミで「LTD 話し合い学習法」を実践(第2回)

5月7日のゼミでは,「LTD 話し合い学習法」の2回目の実践を行いました。

今回は,教員との質疑応答を増やすために,45分の短縮バージョンでした。

テキストが約90ページもあり,指示に従って緻密に準備をしなければならないため,学生たちの平均予習時間は,なんと6時間!

たしかに負担は重いのですが,その分,深い学びを体感することができます。
(それに,この部分を僕は何百時間もかけて書いたのですから・・・)

討論は短縮版のためか,「えっ,もう終わり???」との声も。

今回は3回生からも鋭い質問が出るなど,質疑応答も活発でした。

ただ,英語教育史関係の文献のため,著者の主張がストレートに出にくいという問題がありました。

そのため,次回の第3回目は主張の鮮明な論文を使います。

あの有名な,ダグラス・ラミスの「イデオロギーとしての英会話」(1976)です。

そのあとは,いよいよ協同学習に関する英語の文献を使う予定です。

田中さんがゼミ通信La La Laでゼミの様子を書いてくれました。多謝。

お読みください。

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